家族で、また友達と、とても楽しく盛り上がる自家製ピザ。
せっかく作るならひと手間加えて、新鮮なトマトの香りと味わいを堪能し尽くす絶品ソースを作りませんか?
このレシピは煮たりしないので、手間も時間も大してかからないのに、専門店なみの素晴らしい味わいが出ます。
このレシピに慣れると、ケチャップやスーパーで売っているピザソースには戻れなくなっちゃいます。。。
本レシピでは、旬の新鮮トマトの入手が鍵! できればスーパーでなく農産物直売所か家庭菜園で入手したばかりのトマトを使うのが圧倒的におススメ。
トマトの旬は春~夏場。我が家では秋~冬のピザの味が春夏ほど美味しくないことに困っているくらい。
採れたてトマトの濃厚な香りと味わいをご堪能あれ!
この記事のメインはピザソースだが、生地のレシピも欲しい方は参考にしてください。
本レシピでは、ホームベーカリーを使用する。我が家では長らく手ごねでピザを作ったことがないので、悪しからず。
我が家ではソースがおいしくできる夏場は月2-3回ピザを焼くので、ホームベーカリーは大変重宝している。ホームベーカリーが一台あると、自家製ピザがとても手軽になるし、おいしいパンも簡単に焼けるので、おススメです!!
直径30㎝のピザが4枚くらい焼ける分量です。
ナポリピッツァのレシピをネットで調べてみると、だいたい同じ分量で捏ねている。以下の分量比はそうしたところが出どころです。
なお、中力粉だと焼きあがった生地が崩れやすくなるので、やはり強力粉がよい。
トマトソースというと普通は煮て濃度を上げるものです。
ピザソースでもそうするのが普通だと思います。
本レシピで作ったソースを、生のままの生ソースと、少し煮て濃度を高めた煮ソースで、それぞれピザを焼いて食べ比べてみました。
結果は、やっぱり生ソースで作ったピザの方が、トマトの風味が感じられて、はるかにおいしかったです。
生ソースで水分が多い分、次節で追記しているように、チーズを水切りするのがもっともよいのかなと、思います。
たとえば、マルゲリータピザを焼くには、以下の材料が必要です。
もちろん、お好きな具材でアレンジピザをお楽しみください‼
生地とソースが出来たら、あとはピザに作ってオーブンで焼くだけだが、いくつか注意点がある。
わが家では250℃に予熱したオーブンで、10分くらい焼いて焼き上がり。250℃というのは、オーブンの最高温度である。
実際には、時間を決めて焼くというよりは、焼き具合を確かめながら、チーズが溶けてピザの見た目がおいしそうになった時点でオーブンから出している。
マルゲリータの場合は、焼きあがってからバジルをチーズの上にあしらうと、香りも見た目もますます豊かになる。お好みでオリーブオイルをひと回しするのもよし。
オーブンで焼くときにおすすめなのが、ピザストーンを使うこと。
家庭用の電気オーブンで焼くと、水っぽくなったりして、生地の焼き上がりが難しい。
ピザストーンを使うと、生地の表面がパリッと焼き上がるので、食感がぐっと良くなる。
ピザストーンは、ただの石だが、オーブンを予熱するときに一緒に温めておき、熱したピザストーンの上でピザを焼くと、赤外線効果で生地がよくやけるという仕組み。
ピザストーンは、デロンギ社の発明とのこと。
楽天などで、デロンギ製のピザストーンも売いる。
ただ、熱したピザストーンにピザを載せたり、ピザストーンからピザを下ろしたりするのには、ピザを丸ごと載せて運べるピザピールも必要になる。
ピザストーン、ピザピールがセットで買える次の商品は、値段の上でもお得で、おすすめします。
わが家でも半年以上使用してきて不便はないですし、ピザストーンとピザピールのサイズも直径28㎝と、家庭のオーブンで使用するにはちょうど良い大きさです。
せっかく作ったピザソースが余ったら、朝食にピザトーストにするのがおすすめ。
普通の食パンよりも、バゲットのほうが合うようです。
そしてピザトーストにするのなら、普通のシュレッドチーズの代わりにブルーチーズを載せて焼くのが私のおすすめ。
ソースとブルーチーズ、個性の強いどうしで強め合って、とても美味しく食べられます。
ハッキリ言って、私の独自レシピである。
もう10年近く前だが、我が家の近所にあるピザ専門店にはじめて行ったとき、トマトソースの鮮やかで強烈な酸味がとてもおいしいのに驚いた。
同じころに我が家ではピザをときどき焼くようになったのだが、正しく煮込むとトマトの香りも一緒に飛んでしまう気がしていた。そこで、生のままトマトをすりおろしてピザに載せてみた。
はじめのうちは何度も、香りだけよくて水っぽくて食感の悪い失敗ピザを作ったのだった。その後、粘性を増すためにケチャップや市販のトマトソースを混ぜ込んで試すうちに、ピューレがもっともトマトの旨味を邪魔しないのでよいという結論に至った。
オーブンはもちろんピザを焼くのに欠かせないが、ホームベーカリーもピザ作りには大変便利。
ピザ生地は、ホームベーカリーでこねる。我が家で手ごねの苦労を省いて手軽にピザを作ることができるのはホームベーカリーのおかげである。
ピザ生地だけでなく、おいしい自家製パンが簡単に焼けるのも魅力だ。
他の機会に詳しく書きたいが、最近はおいしい「牛乳食パン」が自宅で安価に焼けるようになってしまったので、我が家の近所の評判の専門店に1斤400円ほどの牛乳食パンを買いに行くことが絶えてなくなってしまった。
我が家のベーカリーは、友人が要らなくなったものを10年ほど前に譲ってもらっもの。
最近ではホームベーカリーも5千円程度で売っている!!持っていない方はぜひ1台いかがですか? パン焼き楽しいですよ!
以下は、楽天の価格比較のページにリンクしてます。
我が家のオーブンは、東芝の石窯オーブン。こちらも購入から10年近くたっているが、大変重宝している。
いまどきのオーブンは電子レンジも一体化だし、ピザだけでなく、ラザニア、パイ、魚のオーブン焼きなど、料理の幅が非常に広がることがうれしい。
我が家のオーブンは、10年ほど前に購入した東芝の石窯オーブンER-G8。
いまでも後継機が販売されている。30Lの容量で、皿の大きさが一辺30㎝だから、アメリカサイズのピザ(コストコで売ってる、巨大ピザです)は到底入らないけれど、ちょうどヨーロッパサイズくらいのピザが焼ける大きさ。
以下のオーブンは、同じシリーズの後継機です。オススメです。
電気オーブンでピザを焼くとき、生地の焼き上がりが断然向上するピザストーン。
ピザストーンを使用するために必要なピザピールが一緒にセットに入っている以下のピザ窯キットは、価格設定も他の商品と比べてずっと安く設定されていて、断然おすすめです。
ストーン、ピールともに直径28㎝で、家庭用オーブンで使用するのにちょうどよいサイズでもあります。
本記事を書いてから、半年が経ちました。
その間にわが家では、チムニー・ピザ窯を購入し、本記事のレシピのピザを、ピザ窯で焼くようになりました。
オーブンで焼くよりもさらに、焼き上がりがおいしくなります。はっきり言って、専門店並みのおいしさだと思ってます。
ピザ窯について、新しく記事を書きました。合わせて読んでいただけると嬉しいです!
更新記録
2020年12月20日 バゲットとブルーチーズのトーストの記述を追加。
2020年12月13日 ピザ窯の記述を追加。
2020年12月6日 ピザストーンの記述を追加。
2020年10月24日 「エスプレッソなおうち」へ移転。
2020年5月22日 「lulutheblackcat’s blog」にて公開。