ブルーボトルコーヒーの絶品コーヒー豆|光る個性と豊かなフレーバーを徹底レビュー

人工的に匂いを付けたフレーバー・コーヒーでないのに、鮮やかな果実の香りや、チョコレートのフレーバーなど、コーヒー豆ごとの豊かな個性が楽しめるコーヒーがあるって、ご存じですか?

最近、サードウェイブコーヒーの旗手として人気を集めているブルーボトルコーヒーは、豊かなフレーバーが楽しめるコーヒー豆を通販で取り寄せられるコーヒー店です。

ブルーボトルコーヒーのシングルオリジン・コーヒー豆は、豆の個性、フレーバーの豊かさ、鮮度、品質、どれをとっても、非常に素晴らしいものです。 他所のコーヒー店と比べても、ダントツに品質が高い。
普段から自家焙煎でフレッシュなコーヒーを飲みつけている私ですが、オンラインショップで購入したブルーボトルコーヒーの素晴らしさを、紹介します。

シングルオリジン豆とブレンド豆の比較もします。

本記事でレビューするのは、焙煎した上で販売されているコーヒー豆です。

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おいしいコーヒー豆の紹介
光る個性と豊かなフレーバーの絶品コーヒー豆ならブルーボトルコーヒーこちらに紹介記事も書きました。

ブルーボトルコーヒー

ブルーボトルコーヒーとは

焙煎したてのフレッシュなコーヒーを提供するモットー

ブルーボトルコーヒーは、サンフランシスコ・ベイエリアのオークランド市で2000年代に開店したコーヒー店です。
当時人気があったスターバックスをはじめとする深煎りコーヒーに食傷した創業者ジェームズ・フリーマンが、焙煎したてのフレッシュなコーヒーを提供することをモットーとして始めた事業でした。

届いたコーヒー豆は、新鮮さを存分に楽しめる浅めの煎りでした。

サードウェーブコーヒー(第3波のコーヒー)の旗手

ブルーボトルコーヒーは、サードウェーブコーヒーというムーブメントの旗手として有名です。

もともとアメリカ人はみんな、アメリカン・コーヒーを飲んでいました。
1980年代にスターバックスなどが、深煎りのコーヒーやエスプレッソを広く紹介したことが、第2波のコーヒーというわけです。

その第2のコーヒーと比べて、もっとコーヒー豆の個性や品質にこだわったコーヒーを提供するということで、サードウェーブ(第3波)というわけです。

米日韓香港に店舗を構えるチェーン

本国アメリカでは、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨークにそれぞれ10~20店舗を構えるほか、ボストン、ワシントンD.C.とシカゴに出店しています。
まだ全米展開とまではいかないながら、チェーンを広げているところです。

アメリカの外では、日本、韓国と香港に出店しています。
東京に15店舗ほど出店しているのは、日本進出に力を入れているのでしょう。ほかにも、京都、神戸、横浜にも出店しています。

ドキュメンタリー映画で大きく取り上げられたブルーボトルコーヒー

ブルーボトルコーヒーは、2014年公開の「ア・フィルム・アバウト・コーヒー」という映画で取り上げられていました。1時間ほどのドキュメンタリー映画で、アマゾン・プライムなどで観られます。

コーヒー業界で働く人々のコーヒーへの情熱に焦点を当てたドキュメンタリー映画です。コロンビアやルアンダのコーヒー農園の風景も魅力で、コーヒー生産の様子を見たことがなかった私にはとても面白かった映画でした。

映画『A FILM ABOUT COFFEE』公式サイト
「究極のコーヒー」とは何か? コーヒーに人生をかけるプロフェッショナル達の熱い仕事ぶりと哲学を追う 世界を席巻するコーヒーカルチャーの"今"を描いたドキュメンタリー

映画の中で「サードウェーブコーヒー」という言葉が紹介されていた記憶はありませんが、スペシャルティコーヒーということや、フェアトレードという概念も紹介されていました。

この映画では、日本の喫茶店を含む何軒かの個人経営のコーヒーショップが登場し、紹介されます。
まだチェーン展開を始める前のブルーボトルコーヒーの創業者ジム・フリーマンが、サイフォンで丁寧にコーヒーを淹れている姿が印象的でした。

ブルーボトルコーヒーのオンライン通販

ブルーボトルコーヒーは、オンラインショップを出店していますので、近所に店舗がない場合でも通販購入が可能です。

わが家では、「シングルオリジンセレクション」や「ブレンドセレクション」を楽天市場店で何回か購入しすっかり気に入りました。その後、公式オンラインストアで月1回の定期便を購入し続けるようになって、すでに3年が経ちました(2024年12月現在)。

商品の種類が楽天市場の方がすこし少ない感じはしますが、コーヒー豆のおいしさは、どちらで購入しても同じだと思います。

ブルーボトルコーヒーの「 シングルオリジンセレクション 60g×3種 」をレビュー

わが家では、ブルーボトルコーヒーの定期便を毎月注文していますが、はじめて注文するのなら、断然3種のコーヒー豆が楽しめる「シングルオリジンセレクション」がおすすめです。

ここからは、「シングルオリジンセレクション」をはじめて注文したときの感動、当時書いた文章そのままご紹介ます。

「お試しシングルオリジンセレクション 60g×3種」 を注文

はじめてなので、「お試しシングルオリジンセレクション 60g×3種」を注文しました。

はじめてブルーボトルコーヒーを体験する方に、気軽にお試しいただきたいと、この時期おすすめのシングルオリジン3種を楽しめるお試しセットを、オンラインストア限定でご用意しました。

ブルーボトルコーヒー オンラインショップ 「 「お試しシングルオリジンセレクション 60g×3種」 を注文 」商品紹介より

ブレンドよりも、特定の産地のコーヒー豆の個性が存分に楽しめるシングルオリジンの方が好みなので、この商品を選びました。
総量が180gはだいぶ少ないものの、3種の違った産地の豆が楽しめるのが大きな魅力です。


届いたシングルオリジンセレクション 60g×3種

届いたときは、ブルーボトルの薄い段ボールが郵便受けに入っていました。

入の時期におすすめな3種の豆が届くということだったコーヒーの産地は、今回は以下の3つでした。

  • パプアニューギニア イースタン ハイランド バロイダ エステート
  • コロンビア ウィラ グアチコス
  • ブルンジ・ンゴジ・バヴイェイ・ナチュラル

コロンビアはコーヒーの産地として有名ですが、他の2か国はあまり聞いたことがありません。ブルンジに至ってはどこにある国なのかも知りませんでした。

コーヒーの淹れ方のインストラクション

コーヒーについてきた小冊子は、「SINGLE ORIGIN TRIAL SELECTION」との題名で、このお試しセット専用の小冊子でした。

真ん中の見開きには、おいしいドリップコーヒーの淹れ方の説明が載っており、お湯の注ぎ方について細かいインストラクションがありました。

ただこのインストラクションは、お湯の温度の指定がありません。
鮮度が高い豆とのことなので、沸騰したお湯を85℃まで冷ましてからドリップしてみました。

3種のコーヒー豆の味と飲み心地

たぶん、85℃の湯温は適温でした。

3種とも、いままで飲んだことがない衝撃で最高の味わいです。
嫌な雑味を全く感じさせない素晴らしい味で、同時に全く違った味覚が楽しめる3種の豆を取り混ぜてくれている、とてもよいサンプラーです。

コーヒーの味に関する表現力が少ないので、美味しさがあまり伝わらないかもしれませんが、だいぶ味わいが違う3種が楽しめることだけでも伝われば幸いです。

  • パプアニューギニア イースタン ハイランド バロイダ エステート…果実のようなさわやかな酸味が楽しみな上品な味わい。
  • コロンビア ウィラ グアチコス…酸味とコクのバランスがよいコーヒー。嫌な雑味が一切ないなかで、コーヒーに入っていてほしいすべての要素が詰まっている、そんな味わいです。毎日4~5杯コーヒーを飲むコーヒー好きですが、コーヒーってこんなにおいしいの⁉というのが素直な感想です。
  • ブルンジ・ンゴジ・バヴイェイ・ナチュラル…とても深いコクが楽しめるコーヒー。こんなに深く黒いコーヒーなのに、まるっきり雑味が入らないって、あり得るんだなとビックリしました。

3種類のコーヒー豆は固定ではないそうです。注文時期によっていろいろなコーヒーが届くのも、楽しみですね!

お試しセットのコスパ

このお試しセットは2021年8月の購入時で、送料込み2,052円でした。

インストラクション通りに淹れると、310mlのコーヒーを淹れるのに23gの豆を使用します。310mlは2人で分けるくらいの量です。
60g×3種がお試しセットの内容だったので、5~6杯を3種類に対して楽しめるというもの。

全部で15杯だと思って購入費用を割ると、1杯あたり140円ほど。
味わいの素晴らしさを考えると、コスパ的には決して高いとは思いません
それほどおいしくない喫茶店でも、これよりは高いことを考えると、むしろコスパはよいと思います。

ただ、毎日のように飲むには、コストが高いです。
特別なときだけ飲むように、また注文したいコーヒー店です。

その後、シングル・オリジン・セレクションを何度か購入した後で、わが家では定期便を3年間続けています。

毎回思うのは、ブルーボトルのシングルオリジンは、淹れ方がすこしいい加減だったりしても、かならず素晴らしく美味しく入ることです。
もう何種類も飲んでいるわけですが、はずれが1種類もないばかりか、すべてが大当たりといってよい素晴らしいコーヒー豆です。

なんといっても、コーヒー豆ごとにびっくりするくらい強い個性があるのが魅力です。ベリーや柑橘を思わせる鮮やかでさわやかな香りがあるコーヒー豆もあれば、深いコクの中にチョコレートのようなほのかな甘みが感じられる豆もあります。
(2024年12月19日追記)

「 お試しブレンドセレクション 60g×3種」と比較

はじめて購入した「お試しブレンドセレクション」があまりに素晴らしかったので、飲み切ってからすぐに、「お試しブレンドセレクション」も注文しました。


入っていた小冊子はブレンドセレクション用のものでしたが、届いた姿は「お試しシングルオリジンセレクション」そっくりです。

ブレンドも、雑味が少なく、十分においしいです。
3種のブレンドは、それぞれに味わいに違いがあって、その意味での楽しみもあります。

しかしブレンドは、シングルオリジンと比べるてしまうと、一段も二段も劣るというのが、正直な感想です。
味わい自体もほのかに嫌な苦みを感じるし、シングルオリジンのコーヒーで感じた、感動するほどの美味しさは感じませんでした。
シングルオリジンのほうがコーヒー豆のそれぞれの特徴も際立っていて、その意味での楽しみもずっと上です。

「お試しシングルオリジンセレクション 60g×3種」は、「お試しブレンド 60g×3種」と比べると400円ほど高い値段設定ですが、味わいの素晴らしさは、値段の差をはるかに超える違いがあります。

まとめ

ブルーボトルコーヒーは、

  • サードウェーブコーヒーの旗手。
  • 2000年代にサンフランシスコ・ベイエリア発祥のコーヒーチェーン。現在は、米日韓香港に出店しています。
  • 焙煎したてのフレッシュなコーヒーを提供することをモットーとしているコーヒーショップ。
  • オンラインショップは、直営店と楽天市場店がある。

本記事では、 「お試しシングルオリジンセレクション 60g×3種」 をレビューしました。

  • ブルーボトルコーヒーのシングルオリジン・コーヒー豆は、豆の個性、フレーバーの豊かさ、鮮度、品質、どれをとっても、非常に素晴らしいものです。
  • 購入時期におすすめな3種のコーヒー豆を入れてくれる。
  • 嫌な雑味を一切感じさせない素晴らしい味わいで、非常に違った個性の3種のコーヒーが楽しめる素晴らしいお試しサンプラーです。
  • ブレンドと比較もしました。値段以上の味の違いがあり、圧倒的にシングルオリジンの方をおすすめします。
  • 3種×5~6杯 を楽しめる量。
  • 味の素晴らしさを考慮すると、コスパは大変良いと思います。

素晴らしい味わいですので、コーヒーが好きなかたには、ぜひおすすめできる一品です。


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