
21世紀になってから評価を得、高級コーヒーとして取引されるようになったゲイシャという品種があります。
エチオピアで収穫されたゲイシャの生豆を購入し、自家焙煎で飲んだ感想は、豊かでフルーティーな香りが素晴らしくさわやかなコーヒーというものです。
あまり値段が高くなくゲイシャを購入でき、その素晴らしい味わいを堪能できる生豆の通販を紹介し、レビューします。
また、手軽に生豆を自家焙煎できる全自動ロースターについても、紹介します。
おすすめの全自動コーヒーロースター
わが家では、全自動コーヒーロースターを購入してから4カ月経ちました。
LITHON RT-01という機種です。
全自動なので、生豆を入れたら、あとはスイッチをひと押しするだけで、美味しいコーヒー豆が焙煎できます。
生豆が焙煎豆よりも安価なために倹約につながること、新鮮なコーヒーがいつでも自宅で飲めることが魅力で、大変おすすめです。
この全自動コーヒーロースターについては、もっと詳しく魅力や使い方を別記事に書いてあります。
興味がある方は、是非参考になさってください。
最高のコスパのコロンビア・コーヒーと格上のナリーニョ
コーヒーロースター購入以来4カ月経った現在の感想
全自動コーヒーロースター LITHON RT-01 を購入以来、明らかにコーヒーの楽しみ方が豊かになりました。
まだ1kgあたり3,000円以上する生豆は試したことがないけれど、それでも、明らかに日常のコーヒーが美味しくなりました。
コロンビア豆は、しっかりしたコクが楽しめる、最もコーヒーらしいコーヒーで、私は以前から大好きです。
RT-01のレビュー記事では、松屋珈琲のコロンビア・スプレモを、素晴らしいコーヒーだと書きました。
1㎏の値段が1000円ちょっとで、おいしいコロンビアコーヒーが飲めるのは、コスパが素晴らしく良く、いまでもおすすめだと思ってます。
同じコロンビアでも、ナリーニョ地区は味が上
コロンビア・スプレモを褒めた先ほどの記事は、RT-01を購入後まもなく書いたものです。
以来、4カ月経ち、わが家では3か所の生豆通販サイトで、10種類以上の生豆を購入してみました。
生豆の通販では、焙煎豆以上に、高級コーヒー豆を広く扱っている印象を受けました。
私が大好きなコロンビアであれば、ナリーニョやエメラルドマウンテンのように、同じコロンビアでもグレードの高い地域を指定して購入できます。
わが家では、コロンビア・ナリーニョを2店で購入してみたのですが、普通のスプレモと比べて雑味が少なく、さらにおいしいです。
自家焙煎だと、多様な産地やグレードだけでなく、農園まで指定した買い方ができる
びっくりしたことは、ルワンダ、パナマ、ベトナムなど、ひと昔前までコーヒー生産国として聞いたことがなかった国のコーヒーが売買されていること。
製法(ナチュラル、ウォッシュのほかに、ハニー製法というのもあること、最近知りました)だけでなく、実を摘んだ年月が明記されている場合もあります。
そして、何よりの驚きは、農園名を明記して売っている生豆が大変多いこと。次みたいな感じです:
- インドネシア/ウエストジャバ・モジャンガルト農園
- コロンビア/キョート農園
- エチオピア/G-1グジ・タデ農園
JAで野菜を買うと、生産者の氏名が書いてあるけれど、生産者名が海外まで届くようなイメージでしょうか。
衝撃のさわやかさ、フルーティーな香り高いゲイシャ品種
香り高いエチオピア・ゲイシャ
いまのところ、近所の輸入食料品店を除いても、3か所の通販で、10くらいの産地の生豆を購入しました。
まだ1㎏あたり3000円を超える超高級豆に手を出したことはないのですが、それでも、すでに大感動した生豆があります。
それは、すばらしい香り高さとさわやかな飲み口のエチオピア・ゲイシャの生豆。以下の商品です。
21世紀の高級コーヒー品種ゲイシャ
私は、生豆を購入しようとするまで、ゲイシャというコーヒーを知りませんでした。
でも、それもそのはず。
ゲイシャが有名になったのは、2004年にパナマで行われたコーヒー豆品評会のことだそうです。
20世紀までは特に評価されていなかった品種なので、商品として売買されていなかったのでした。
そして、品評会にはじめてゲイシャを出品したパナマのエスメラルダ農園が生産するゲイシャは、ブルーマウンテンと同じくらいの値段で取引されているのだとか。
日本人の私としては、名前の由来が気になりましたが、以下の通り日本の芸者さんたちとは関係がないそうです。
”ゲイシャ”という名は、(…中略…)エチオピアにある原産地名に由来し、日本の芸者とは関係ない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ゲイシャ(コーヒー)
エチオピア、ゲレナ農園のゲイシャはコスパは物凄くよい
同じ品種のコーヒーをエチオピアで栽培したのが、ここで紹介しているエチオピア、ゲレナ農園のゲイシャです。
素晴らしく豊かなチェリーのような香りが楽しめるコーヒーです。
1㎏2000円を超えるのは、生豆の中では安いほうではないかもしれません。
実際、扱い店の松屋珈琲の中でも、単価が高いほうの部類です。
それでも、味を考慮に入れると、コスパは物凄くよいと思います。
ぜひ、おうちカフェのラインナップに、おすすめします!
もちろん、コクの豊かなコロンビア、酸味が魅力のキリマンジャロ、...、と、いろんな種類を飲み比べるのが、コーヒーを楽しむ醍醐味のひとつです。
だからこそ、そこに新しい味覚として、ゲイシャを加えること、おすすめします!
そして、少量ずつ焙煎し、新鮮なコーヒー豆を楽しめる自家焙煎、とってもおすすめです!
松屋珈琲の生豆について
実際に購入したのは3社ですが、いままで5か所くらいの生豆通販サイトをじっくり見てみました。
なかでも、本記事で紹介した松屋珈琲はとくに、キログラム当たりの単価を抑えて売ってくれている感じがします。
楽天に出店しているため、購入がしやすいのも魅力です。
まとめ
- コーヒーを自家焙煎をすると、新鮮な豆でコーヒーを淹れることができる。
- 便利な全自動コーヒーロースター LITHON RT-01 を紹介しました。レビュー記事へのリンクを以下に載せますので、併せてご利用ください。
- 生豆通販では、新しいコーヒー産出国の豆や、農園まで指定したスペシャルティ・コーヒーが多く扱われている。
- ゲイシャ品種は、21世紀になってから広まった新しいコーヒー品種である。
- わが家で10種くらい試した生豆の中で、エチオピア・ゲレナ農園のゲイシャは、素晴らしくフルーティーな香りが楽しめる、特筆すべきコーヒー豆です。
- 1㎏あたり2300円ほど(2021年2月現在)で購入できる松屋珈琲のゲイシャは、コーヒーの香り高さを考えると、大変格安に思います。おすすめです‼
コメント