3月に入ってから、台湾パイナップルが話題になっていますね。
なかなか売っていないし、入荷後飛ぶように売れているみたいです。
わが家でもひと玉だけ買ってみました。というか、ひと玉しか買えなかった...。
現在のその品薄ぶり、今後の入荷の見込み、そして食べてみた感想を書きます。
もともと台湾産パイナップルは、中国への輸出が主だったそうです。
ところが、2月末に中国が台湾からのパイナップルを禁輸措置の対象にしたとのこと。
そこで、代わりに買い取ってくれる輸出先を探したところ、日本の業者が多く名乗り出たということです。
日本で売っているパイナップルは、フィリピン産が多いそうです。
フィリピン産と比べると、台湾産のパイナップルは酸味が穏やかで、もっと甘いという前評判でした。
わが家でも、このニュースを聞いて以来、買ってみようと思いました。
わが家は茨城県南部なのですが、先週前半くらいに近所のスーパーに、電話で問い合わせたときの返事が以下です。
さて、おとといの月曜日にヨークベニマルに再度電話で問い合わせたところ、すでに入荷し、完売しました、とのことでした。
西友のほうはというと、
というわけで、1日で売り切れてしまった様子でした。
やはり話題になっているし、甘いとの評判も、興味をそそりますものね。
台湾の蔡英文総統のツイッターを見ると、今日、「これからおいしいパイナップルが日本にどんどん輸出されます。」とのことです。
楽しみですね!
2021年4月10日追記
今日、近所の西友に、再びパイナップルが売っていました!
今朝入荷したことと、「お一人様1点」に制限する旨の張り紙がありました。
私が見た午後4時頃には、売り棚には5個しか残っていませんでした。
先週電話で問い合わせた時には、輸入待ちだけれど入荷時期はわからないとの回答でした。
ただ、そのときの店員さんがいうには、これからが収穫期なので、今後入荷が増える可能性はありますとのことでした。
その通りだとよいですね!
ネット通販で台湾産パイナップルを探すと、1玉1,000円かそれ以上と、ずいぶん高価な値段設定が多いようです。
私が確認したのは、まだ西友で1回売っていただけですが、1玉498円。
フィリピン産パイナップルだと、300円くらいの場合が多いことを考えると、すこし高めの値段設定です。
手が出ないほど高いわけはなく、味がおいしいので、ときどき買ってもよいくらいの値段設定だと思います。
見た目は、大きさ、形、皮や葉っぱの表面を含め、フィリピン産と見分けがつきません。
切ってみた果肉の見た目も、フィリピン産と全然見分けがつきません。
味のほうは、酸味が穏やかで、とても甘いです。
パイナップルは舌や口の中が麻痺するような痛みが伴いながら味わうものだと思っていましたが、そうした刺激はまったくありません。
とてもやさしい甘さです。
また、果実の中心に縦に走っている芯の部分が、フィリピン産と違って柔らかく、しっかり甘いです。
パイナップルの芯がこんなにおいしいの⁉と驚いてしまうくらいです。
ヘタの近くだけは、すこし酸味が強かったけれど、それは全体のほんの一部。
これまで食べたことのあるパイナップルの中で、たぶん一番おいしいパイナップルだったと思います。
2021年4月10日追記
私はいつも、パイナップルは上の写真のように横に切っていたのですが、次の写真のように縦に切った方が食べやすいそうです。
そして、縦に切ってみたら、甘い蜜だまりができています。
甘いわけです‼
従来のフィリピン産と比べると、値段は倍近くかもしれませんが、味のほうは倍どころではないと思います。
一応、私自身は、かなり酸っぱいもの好きです。
家族が酸っぱくて食べないパイナップルでも、私一人だけはおいしく食べられます。
その私でも、台湾産パイナップルは、味を込みで考えると、コスパは非常によいと思いました。
はじめて台湾産のパイナップルを食べたあとでは、これまで食べたことがなかったのが悔しいくらいです。
蔡総統のツイッターを引用した通り、これからがパイナップルの収穫期とのことで、今年は今後も多く台湾産パイナップルを輸入することになっているようです。
まずは、次の入荷が楽しみです。
今年だけでなく、来年以降も毎年、輸入し続けてほしいと思いました。