リペスタでの腕時計オーバーホールの体験談レビュー

大切な時計は、定期的にオーバーホール(分解して徹底的に掃除メンテナンス)することで、故障を避けて長く使用できます。
とはいえ、メーカーにお願いするとオーバーホールはとても高額です。

リペスタでは、専門的な技術・経験を持つ職人たちによる高品質で安心できる修理・オーバーホールを安価に受けることができます。
そして、往復送料も込みで無料で見積もりをお願いできるのが、とても安心です。

大切に扱ってくれる時計修理【リペスタ】

我が家では、10年ほど愛用してきたタグホイヤーの腕時計を、リペスタで2023年2月にオーバーホールしてもらいました。1年たったいま、オーバーホール前と比べて明らかに時計の調子がよいです。

本記事では、そのときの料金や、見積りから修理完了までのやりとりの流れについて体験談をお話しし、リペスタのオーバーホールをレビューします。

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オーバーホールの必要性

時計は、長く使用するうちに動作が不安定になっていきます。放っておくと、時刻が狂いやすくなったり、電池の減りが早くなってしまいます。

これは、機械油が古くなったり中に入っている歯車などのパーツが摩耗したりするためです。
定期的に分解掃除をし、パーツの洗浄や注油を行って機械の調子を保つオーバーホールを行う必要があります。

リペスタを選ぶ理由

リペスタを選ぶ理由は、以下です。
どれも大切な魅力ですが、とくに3番目の項目はリペスタならではです。

  • 専門的な技術・経験を持つ職人たちが修理・オーバーホールをしてくれる。
  • 高品質のサービスを安価に受けることができる。
  • 送料無料での見積り。見積もり後に依頼を取りやめても無料で返送してもらえる。

ひとつひとつ見ていきましょう。

専門的な技術・経験を持つ職人によるサービス

リペスタは、優良なメーカー出身・下請け時計修理工房と直接提携しています。

オーバーホールは分解掃除です。細かい部品を1個1個注意しながら扱い、最後は間違えずに元通りに組み上げる必要があります。
オーバーホールは扱う時計のことをよく知っていて、時計修理の経験豊富な職人さんに依頼したいものです。

はじめ私は、デパート内の店舗など近所の時計屋でオーバーホールを依頼すればよいと考えていました。けれども、オーバーホールについて調べるうちに、どういう工房で作業が行われるかわからない業者に依頼するのは避けるほうがよいと考え直しました。

リペスタでは、ロレックス、オメガ、カルティエ、ブルガリ、エルメス、タグホイヤー、ブライトリング、パネライ、IWC、フランクミュラーなど、それぞれのメーカーの時計について専門的な技術・経験を持つ職人たちが修理を担当してくれます。

腕時計オーバーホールの相場

(値段は、2023年2月時点のものです)

リペスタでは、ロレックス、オメガ、カルティエ、ブルガリ、タグホイヤーなどは、オーバーホールを税込み19,800円くらいで請け負ってもらえます。実際、私のタグホイヤーも、税込み19,800円でオーバーホールしてもらえました。
実際にはメーカー、種類により値段は変動しますが、外国製時計のオーバーホールが2万円ほどでできるのは安いほうだと思います。

ネット上には、同程度の値段帯を表示している時計修理サービスは他にもいくつかありました。
ただ、次節で話す通り往復送料無料で見積もってくれることを明記している上のこの値段ということで、我が家ではリペスタを選びました。

メーカーのオーバーホールの値段表では、私のクオーツ時計は36,300円ほどとのことでした。
リペスタで修理したことで16,500円(45%)も倹約になりました!

オーバーホール値段
リペスタ19,800 円
タグホイヤー36,300 円

送料無料での見積

時計のオーバーホールや修理は、最終的には実物を職人が見て見積もりを出してから、正式に依頼するのが通常です。
時計を見せるために送る送料は安くはありません。思いのほか見積もりが高かった場合や修理不可能と判断された場合、返送料は普通はわれわれ利用者(客)が持ちます。

リペスタでは、オーバーホールや修理の見積もりを送料込みで無料と明記しています。
そして、見積書を見た後で依頼を取り下げた場合でも、返送料をリペスタが持ってくれることも明記されています。ホームページにそう明記してあるので、安心です。

ホームページの料金表で同程度の値段が表示されている時計修理サービスは他にもいくつかあります。しかし、往復送料無料での無料見積もりをはっきり明記していたのは、私が見た限りでリペスタ以外にありません。

我が家では、値段の安さに合わせて、往復送料込みで見積り無料が決めてとなり、リペスタにオーバーホールを依頼しました。

リペスタでの修理の体験談

我が家では、2010年に購入して以来大切に使っているタグホイヤーのWAF1010という機種を、リペスタでオーバーホールしてもらいました。

担当者とのやり取りはスムーズかつ親切・丁寧でした。オーバーホール以来ちょうど1年経ちましたが、オーバーホール前と比べて時計の調子は非常によくなりました。大満足です。(リペスタのサービスが大満足だったからこそ、本記事を書いてます)。

ここからは、そのときのやり取りの様子を紹介します。

オーバーホールする前の時計の状態

実は私は今回のことがあるまで、時計をオーバーホールするということをよく知りませんでした。
2010年に購入して以来、今回がはじめてのオーバーホールでした。

オーバーホールしたきっかけは、ここ数年(2017~18年ころくらいから)、秒針の動きが不安定になったこと。
電池交換したばかりのころはよいのですが、電池交換から半年ほど経つと秒針が1秒ごとに刻まず、5秒ごとに1度に5秒ぶん動くようになりました。時刻が狂うことはないとはいえ、気になる秒針の振る舞いで、秒針がちゃんと読めないのは不便な時もあります。

いつも電池交換をお願いしている時計屋さんで、2021年に電池交換をしたときに、そろそろオーバーホールの時期かもしれませんよと言われていたこともあり、オーバーホールに出すことにしました。

「いつも電池交換をお願いしている時計屋」といっても、その場に職人や古参の店員がいるわけでもなく、毎回店員さんも入れ替わっている時計屋さんです。
そういうお店でなく、知識・経験が豊かな職人が作業をするのかがはっきりしているリペスタに依頼することにしたことは、先に述べたとおりです。

見積に2週、オーバーホールに3週だった

我が家の場合、かかった期間は、

  • 見積 2週間
  • オーバーホール作業 3週間

でした。

その間の連絡はメールでのやりとりでしたが、迅速かつ丁寧で、安心して気持ちよく任せられました。

次節では、このやりとりの様子を日付入りで詳しく紹介します。

配送キット注文からオーバーホール完了までのやりとり

ここでは、我が家のリペスタとのやり取りの様子と、実際に修理にかかった日程を紹介します。

1/13(金) 無料見積もり配送キットを注文

リペスタのホームページから、無料見積もり配送キットを注文するところからやり取りは始まります。

大切に扱ってくれる時計修理【リペスタ】


1/17(火) 見積キットが家に到着

週末をはさんで、見積キットが家に到着しました。内容は梱包用品とゆうパック伝票、キット発注時に入力した事項の確認と追加情報を書き込む用紙です。

梱包はとても簡単で、翌18(水)にはリペスタに発送したのだと思います。


1/20(金) 見積キットがリペスタに到着

時計が無事届いたこと、これから見積を開始することをメールで知らせてもらった。


2/3(金) 見積がメールで来た

2週間経って、見積がメールで届きました。

オーバーホール18,000円(税抜)※電池交換含む ※洗浄、防水検査含む
パッキン1,500円(税抜)
消費税1,950円
合計21,450円(税込)※消費税率: 10%

2/7(火) 修理依頼をメールし、修理代を振り込んだ

2/7(火) 振込確認、修理開始のメールが来た

メールでのやりとりでしたが、この時に限らず、とても迅速で丁寧な対応です。


3/1(水) 修理完了と当日発送予定のメールが来た

オーバーホールの作業は3週間くらいかかるのですね。


3/2(木) 時計が家に届いた

オーバーホールが済んだ時計が、送り出した時と同じ姿で戻ってきました。
掃除してもらったぶん、ピカピカに綺麗になっています。

オーバーホール後の時計の動作

オーバーホールで前より良くなったのか?

オーバーホールからちょうど1年たった現在、時計の調子はだいぶ改善されました。

オーバーホール前には秒針が5秒ごとに刻む動作は、電池交換後半年ほど経つと始まっていました。
オーバーホールと同時に電池交換したあとでは、ずっと時計の動作は正常でした。1年10か月たった最近になってやっと、同じ症状が発生しましたので、正常動作の期間が3~4倍に伸びた計算です。
今回は、電池切れで時計が止まってしまうのを待たずに電池交換しましたが、交換後はもちろん、もとのとおり元気に正常動作してます。

電池交換時期の履歴

近所の時計屋さんでは、電池の持ちがすこし短くなっているかもしれないと、電池交換のたびに言われていました。

2015年以降の電池交換の記録を見返すと、1回だけ4か月で電池を再度交換していた時がありますが、それ以外は電池の寿命はだいたい2年ほどでした。
正直いってこれが短いのかどうか私にはわかりません。

リペスタで電池交換を含むオーバーホールをしたあとの2024年10月には、秒針の動作が変化したタイミングで、電池切れを待たずに電池を交換してしまいました。
ここまでの期間は21か月で、オーバーホール前に電池切れが起こった期間とだいたい同じくらい。秒針が読めない不便さを我慢すればもう何か月か電池がもった可能性はあります。

電池交換時期駆動期間(月)
2015年2月21
2016年11月23
2018年10月4
2019年2月26
2021年4月21
2023年1月21→リペスタで電池交換
2024年10月秒針の動きが変わった。
電気切れを待たずに電池交換
電池の交換時期と、その電池で時計が稼働した期間

まとめ

本記事では、時計の修理・オーバーホールのサービスを行うリペスタを紹介しました。

大切に扱ってくれる時計修理【リペスタ】

リペスタを選ぶ理由には、以下があります。

  • 専門的な技術・経験を持つ職人たち
  • 高品質のサービスを安価に
  • 往復送料込みでの無料見積もり

とくに往復送料込みでの無料見積もりは安心な制度です。ほかに明記している業者はなかなかないと思います。

リペスタでタグホイヤーの腕時計のオーバーホールをしたときの様子を紹介しました。2023年1~3月のことです。
担当スタッフの対応はいつも迅速・丁寧でした。
かかった作業期間は以下の通り:

  • 見積もり 2週間
  • オーバーホール 3週間

オーバーホールから2年たったいま、あきらかに時計の調子が良くなったと結論できます

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