
おうちで麦茶を沸かし、冷蔵庫で冷やすときに使う容器。
しばらく使うとカビが生えてしまうけど、底まで手が届かないから手入れも大変でないですか?
今回は、手入れが簡単なのにカビが生えないで麦茶を保管する方法を紹介します。
家で余るものを容器にするので、お金もかからないです。
自家製麦茶を保管する際の問題点
家で麦茶を作ると、とても倹約になります。
どのくらい倹約になるかは、以前書いた「こちらの記事」を見て参考にしてもらうと嬉しいです。
ただ、問題は保存容器です。
麦茶用の容器なんて高価なものではないけれど、容器の底の方にカビが生えてしまうと、手入れが面倒です。
毎日麦茶を作ると、1~2週間くらいでカビが目立ってくる感じだと思います。
しかも、口が狭くて奥まで手が入らない、掃除が大変な容器もあります。
冒頭のイラストのような容器は掃除は簡単ですが、安いものだと意図しないときに蓋が外れて、麦茶がこぼれたりして不便なものもあります。
本記事では、手入れに手間がかからないのにカビも生えないで済む保管方法を紹介します。
保管容器はワインボトル

容器として使うのは、空になったワインボトルです。
ガラス製のもので、プラスチック製のボトルはダメです。
できれば無色透明な白ワインのボトルがおすすめですが、色のついたボトルでも中の麦茶の色が見えないだけで、特に問題ありません。
そのほかに、麦茶をボトルにいれるときに漏斗(ろうと、じょうご)が必要です。次節で述べるように、熱に強い材質である必要があります。
カビを生やさない秘訣
秘訣は、グラグラ沸騰している麦茶をそのままワインボトルに移すこと。
だから、漏斗は沸騰しているお湯を注いでも大丈夫である必要があります。
こうすることで、麦茶を入れること自体がボトルを消毒します。
毎回、沸騰している熱湯での消毒を行うわけですから、ほかに手入れは必要ありません。洗剤の匂いが消えるまで流しきるのが大変になってしまったりするので、洗剤は使わないほうが良いです。
沸騰した熱湯を注いで、ワインボトルは割れないか
一番気になるのは、ガラス製のワインボトルが、グラグラ沸いているお湯を直に注いで割れないかということ。
わが家でこの方法をはじめてから1年以上経ちますが、5本のワインボトル(2本は国産、3本は海外のワイン)を使用してきて一度も割れてません。

ただ、注ぎすぎてあふれた場合の用心と同時に、万が一割れても被害が最小になるように、流しの中で麦茶を注ぐのがよいと思います。
冷却してから冷蔵庫に入れる
麦茶が冷めてから冷蔵庫に移すのは、通常と同じ。
ガラス製のワインボトルなので、やかんで冷やすのと比べると冷却に時間はかかります。
ワインボトルを使用したきっかけ

市販の容器を使わないわけ
わが家でも、もともとは冒頭の絵のようなプラスチック製の容器を購入して麦茶を保存していました。
この容器だとカビが生えても洗うのが簡単です。
けれども、蓋が思わぬ時に外れて麦茶をこぼしたことが何度かあって以来、わが家では使用しなくなりました。
市販のガラスの容器は、わが家では購入したことがないです。入り口が細い容器が多いのでカビの掃除が大変だと思ったためですが、耐熱がよい容器ならばここで紹介した方法でカビが生えないで使用できるかもしれませんね。
ペットボトルを使用しないわけ
わが家では、ワインボトルの前は、何年もの間、ペットボトルに麦茶を保管していました。
カビが生えるたびにペットボトルを変えれば済むわけですが、逆にカビが生えるたびに、麦茶容器のために、ペットボトル飲料を購入することになります。
ペットボトルで買うお茶が家の麦茶よりずっとおいしいわけでもないし、家で作る麦茶だと安く済むしで、本当に欲しい時以外は家の麦茶で済むようにしたいと思うようになっていました。
また、ペットボトルは大変熱に弱く、熱が残っている麦茶をいれると変形するので、麦茶が冷めきるまで移すことができないのも使いにくい理由でした。
どうしてワインボトルを試したか
以前、フランスに旅行にいったことがあります。
フランスのレストランでは、水道水を持ってきてくれるときに、空になったワインボトルに入れてテーブルに置いて行ってくれます。
それを思い出し、ワインボトルで麦茶を保管できないかなと考えたのがきっかけでした。
容量が700mlなのはちょっと少ないけど、3本にわければ2リットルになるので、それほど不便でもないです。
はじめて沸騰した麦茶をワインボトルに注いだ時は、恐る恐るだったけど、いまとなってはずいぶん生活が便利になったと思ってます。

沸騰した麦茶をそのまま注げるもっと大容量の瓶や市販容器があれば、さらに便利だと思います。そうしたものを知っている方がいらしたら、ぜひ教えてください!
まとめ
自家製麦茶を保管するおすすめの方法は、以下です。
- ワインボトルに保管する。
- 沸騰したままの麦茶を直にワインボトルに注ぐことで、ボトルを殺菌する。
- 冷蔵庫に入れる前に冷ますのにかかる時間は、やかんで冷ますよりも長くかかる。
3人家族のわが家では、毎日4本のワインボトル(700ml×4=2.8リットル)で麦茶を楽しんでます。
自家製麦茶の倹約効果
おうちで麦茶を沸かして飲むのは、ペットボトルのお茶を毎日購入するのと比べてずっと家計の倹約になります。
以前、この倹約効果のことについて別の記事に書いたので、よかったら読んでもらえると嬉しいです!
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