【家庭でコーヒーを自家焙煎】全自動ロースターLITHON RT-01で、自在に焙煎の深さを調整する方法。性能以上に使いこなす!!

家庭でコーヒー豆を自家焙煎するのに簡単で使いやすい全自動ロースター LITHON RT-01。

前回の記事では、その使いやすさや便利さをレビューしました。

ただし、RT-01は中煎りと深煎りの2つの設定しかありません。この2設定の中間くらいの煎り方ができたらいいのにな、というのが唯一の不満というか、足りないと思ったところでした。

今回は、LITHON RT-01を使い、運転の仕方を工夫することで、2つの設定の中間くらいの深さに煎れないかと試行錯誤した実験について、まとめます。

結論的には、それほど大変な労力なしに、深さを調整しながら煎ることは可能と言えます。

手軽に自家焙煎をしたいコーヒー好きの皆様の参考になれば幸いです!

スポンサーリンク
おいしいコーヒー豆の紹介
びっくりするくらいおいしいコーヒー豆ならブルーボトルコーヒーこちらに紹介記事も書きました。

ブルーボトルコーヒー

LITHON RT-01 について

使い勝手と機能

LITHON RT-01は、生豆を投入してスイッチを押せばあとは全自動で焙煎ができ、値段のほうも手ごろなので、家庭で使用するのには大変便利なコーヒーロースターです。

基本的な使い方や機能については、前回の記事に詳しく書いたので、ぜひ読んでいただけるとうれしいです。

ロースターにプログラムされた焙煎の深さ設定と動作について

LITHON RT-01の煎り方の設定は、「深煎り(DARK)」と「中煎り(MEDI)」の2通りです。

中煎り(MEDI)モードでも深煎り(DARK)モードでも、20分くらいの運転時間です。

スタートしてから13分くらいの時点から、豆がポップしはじめ、同時に煙が立ち始めます。

そして、16分くらいの時点からは、ヒーターは切られ、常温風で冷却が行われます。

2つの煎り方で焙煎した豆の写真が以下です。

今回の実験を思い立った理由

私の好みとしては、2つの設定の中間くらいの深さに焙煎したいところなのです。

RT-01 は、2つのボタンのどちらかを押して選ぶようになっています。2つの中間の煎り方に設定するようには、作られていません。

本記事では、機械本来の性能を超えた調整を試みる実験をするわけです。

焙煎の深さの調整方法と実験条件

焙煎の深さの調整方法

ここで実験する焙煎の深さの調整方法は、焙煎時間を調整することです。

LITHON RT-01 ロースターを深煎り(DARK)設定でスタートし、iphoneで焙煎時間を計り、色々な焙煎時間でストップして煎り具合を比べます。

コーヒー豆は、機械を止めた後も、豆自身に残った熱で焙煎が進みます。

焙煎時間の測定条件を一定にするために、決めた焙煎時間で機械を止めたらすぐに、コーヒー豆を平皿に空けて、空冷するようにしました。

実験に使ったコーヒー豆

実験条件を変えないためにも、すべて同じコーヒー豆を焙煎しました。

今回使ったのは、松屋珈琲のブラジルサントスNo2。


そのほかの実験条件

焙煎時間を指定しての焙煎は、すべて10月13日から17日の間に、わが家の台所で行いました。

涼しくなってきた室内で、感覚的には大きな温度の違いはないように思いますが、残念ながら温度まで測定しませんでした。

実験結果―焙煎時間ごとの煎り具合

以下、「深煎り」(DARK)のボタンを押してからロースターを止めるまでの時間と、その焙煎で煎れたコーヒー豆の写真です。

14分30秒以下と以上で、別々の日に写真を撮ったので、写真撮影の設定が違ってしまっています。14分30秒の写真は、同じ焙煎のコーヒー豆を両方の撮影条件で撮った写真を載せます。

14:00

14:15

14:30

14:30(撮影条件別)

14:45

14:50

14:55

15:00

15:15

15:30

16:00

DARK設定でロースターが自動で止まるまで運転

焙煎時間を自分で計りながら、セミオートで運転することで、煎りの深さを調節できることに成功しました!

何度か試した感じでは、14分40秒くらいから15分00秒くらいの運転時間の間に急激に煎り具合が深くなるということがわかりました。

なお、私の最も好みの焙煎時間は、14分50秒前後であることもわかりました。(コーヒー豆が変わるとこの時間も変わるのかどうかは、まだ不明)

注意点:焙煎が非常にデリケートな作業であること

以上で、全自動ロースター LITHON RT-01 をセミオートに運転し、本来の性能以上に焙煎の深さを調整することができることが実証できました。

ただし、焙煎は非常にデリケートな作業のようです。

煎りの深さは、焙煎時間の調整によってだいたいはコントロールできるようになりましたが、私が制御できていないなんらかの条件にも影響されているようです。

以下は、まったく同じ条件のつもりで焙煎したコーヒー豆の写真を比較しています。

写真の写りがすこし違うと思われるかもしれませんが、実物の見た目を比較しても、煎りの深さに違いがすこしあるのは確かです。

まとめ

全自動コーヒーロースター LITHON RT-01 は、「中煎り」と「深煎り」の2通りの設定しかありません。

その中間の深さの焙煎の仕方を実験し、煎りの深さが調整可能なことを実証しました。

  • DARK(深煎り)モードで運転し、時間を計って手動で止めることによって煎りの深さを調整することができる。
  • 運転時間ごとの煎りの深さを写真で示した。

LITHON RT-01の関連情報

【商品売り場へのリンク】

本記事で実験してみたコーヒーロースターLITHON RT-01は、コーヒーが好きでおうちでコーヒーを楽しんでおられる方が、さらにコーヒーの世界を広げるのに、安価かつ手軽なのでとてもおすすめです。

以下、楽天の商品売り場一覧へのリンクです。よろしかったら、いかがでしょうか。


【LITHON RT-01のレビュー記事へのリンク】

こちらは、私が前に書いたRT-01のレビュー記事です。

今回のようなマニアな使い方でなく、素直に仕様通りの使い方をしながら、使い勝手や性能についてレビューした記事です。よろしかったら併せて読んでいただけると嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました